メタボリックシンドロームという言葉が使われるようになってかなりの時が過ぎました。

最近ではその意味も比較的正確に理解されてきているようです。
これは、2008年の4月から始まった特定検診制度の実施のせいもあるようです。
生活習慣病と呼ばれる、肥満症、高血圧、高脂血症、糖尿病は、それぞれが独立した病気ではなく、肥満のうちの特に内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪肥満)が原因で引き起こされることがわかってきました。

このように内臓脂肪型肥満によって、高血糖、高血圧、高脂血症のうちの2つ以上を合併した状態をメタボリックシンドロームと名づけ治療対象とし、高血糖、高血圧、高脂血症のうち1つでも持つ状態を予備軍として、注意を促すようになってきたのです。

メタボリックとは代謝を意味し、シンドロームとは症候群を意味することはご存知のとおりです。
高血糖や高血圧はそれぞれ単独でも非常に命にかかわるくらいのリスクを持ちますが、合併重積すると非常に危険です。
その発生、合併、重積の共通基盤が肥満、特に内臓脂肪の蓄積による肥満と着目されて今日に至ります。

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日本における現状では、肥満といえばこの内臓脂肪蓄積型の肥満が多く、これはもともと農耕民族で肥満型民族ではなかったのですが、西洋化、近代化の中で食生活の変化、生活環境の変化から、内臓外の脂肪より、内臓脂肪がつきやすい民族であることがわかり、注意が呼びかけられるようになりました。

生活習慣病とされる肥満症、高血圧、高脂血症、糖尿病は最終的には日本人の死亡原因の上位をしめる心疾患、脳血管疾患を引き起こす原因となっています。

ここでは、メタボリックシンドロームを中心に、生活習慣病の肥満に焦点をあて、正しい知識、正しい対処方法を探りたいと考えています。

生活習慣病の肥満:カテゴリー

メタボリックシンドロームとは

メタボリックの原因

それぞれのメタボリック

メタボリック検診の対象は40歳から。メタボリックの年齢差、性差など調べています。

メタボリックと合併症

メタボリックシンドロームとはメタボリック(内臓脂肪型肥満)に、高脂血、高血糖、高血圧などのいずれか又は複数の症状が加わったものを指し、生命の危険度が高くなります。

メタボリック対策

メタボリックの原因は食生活、生活習慣。これを改善することがまずファーストステップです。

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食生活と生活習慣病
人間は死ぬもの。
人の死ぬ確率は出産から乳児期に高く、その後は偶発の原因と加齢に関連した原因で死ぬこととなります。
偶発の原因とは感染症や事故をいい、加齢による原因とは動脈硬化からの脳卒中と心臓病、多種のがんをいいます。
高齢になっての脳卒中、心臓病、がんで死ぬのは自然の摂理であり、最善の死に方かもしれません。
そのため、実年期(35歳~65歳)の方たちは適切な生活習慣を営まなければなりません。栄養・食生活、運動・労働、休養のバランスを見直し、禁煙し、過ぎた飲酒は避けるように。
成人病が生活習慣病と名を変えたように、生活習慣を改善することにより、実年期の心臓病、脳卒中、がんへの羅患を避けるようにしましょう。
定期的に健康診断、がん検診をうけ、適切な生活習慣を営む。そして、生活習慣の中でもっとも重要な栄養・食生活についてもう少し知識を広げましょう。